春に思う

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久しぶりの更新です。気付けば鴨川の桜のつぼみも徐々に開花しはじめています。街中ではすでに満開の木もあって、この週末は人、人、人でにぎわいそうな京都です。

おかげさまで、ヒキダシワークショップさんによる2つのワークショップはどちらも盛況のまま終了。Place Moment で会話を楽しみながら手を動かす参加者さんと講師とスタッフのみなさんの様子を眺めていて、私も幸せな気持ちになりました。

最近は、京都大学こころの未来研究センターでの広報業務をメインにしながら、このPlace Momentの運営を楽しんだり、ほかに友人が開催するイベントのお手伝いで司会の仕事をさせてもらったり、4月から連載させていただく某企業のサイトの写真エッセイづくりに夢中になったりと、おもしろおかしく毎日を過ごしています。

昨年の春から洛中に住まいを移し、色んなことが新しくなりました。でも、急な環境の変化に心が対応できるはずはなく、焦りや不安にかられたり、「これでいいのか」と悩んだり、不安定な気持ちになることも多かったです。

けれど徐々に、長年、自分で自分自身を縛っていた枷(かせ)のようなものが緩み、「これでいいんだ」と今を肯定できるようになりました。おかげで、日々を愉しめるようになりました。

簡単なことなのですが、自分の直感を大切にして、少し思い切った行動でも「やりたかったらやってみる」。逆に、自分がやるべきだと頭では分かっていることでも「やりたくなかったらやらない」。そんなシンプルなことを実践できるようになりました。

自発的な行動だったら気分は重くならないし、楽しいからうまくいく。結果もそう悪くはならない。人からも喜ばれる。いやいややってしまうことが一番、心にも結果にも良くない影響を及ぼす気がします。

あと、不安に思っていることを、言語化することが大事だと実感したことが幾つかありました。

今回、春から新しいことに挑戦するにあたって「私にできるのか」不安があったのですが、何が自分を不安にさせているのか考えて具体的な言葉にしました。そしてそのことは自分では乗り越えられないことだったので、身近な人に相談してみたところ、その人にとっては得意なことだったので、思いがけず救いの手をさしのべてもらえました。

自発的であることと、問題を明らかにすること、相談すること(でもはじめからアテにしないで)。それらだけで、日々がラクになりました。

そういえば、仏教では自然を「じねん」と呼んで、みずからそうなること、ひとりでにそうなることを大切にするよう説かれています。あれこれ頭で考え過ぎるのではなく、みずからの内から湧き出る力によって動くことが大事なのでしょう。もちろん理性と分別を保ちつつ….。

むくむくと大きくなり、ぼーんと花開き始めた桜の奔放な美しさをまのあたりにしながら、自分を振り返るこの頃です。

春からもどうぞよろしくお願いします。写真は実家の母が送ってくれたお彼岸恒例のぼた餅。我が家では、年中「おはぎ」と言っていましたが。ほどよい甘さで美味しかった!

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