サロンと大文字山

141019

日曜日は大文字山を登りました。五山の送り火の「大」の字の山。登ったことありますか?銀閣寺の門前脇からえっちらおっちら歩くこと、大人の脚でおよそ40分。少しだけがんばったら京都の街並を一望できるスポットに立てます。絶景です。過去に何人もの友人を無理矢理連れて行きましたが、全員一様に感激してくれました。仲間内では「非常にコストパフォーマンスの高い山」として認知されています。

夕暮れどきに来たのは初めてでした。たくさんのカップルや外国人が大の字の中心部に集っていました。太陽が西の山に近づくにつれ、山肌で揺れるススキの穂が金色に光り、街の屋根屋根が輝き、まっとうな都の秋の夕景でした。汗がひいて肌寒かったですが、日没までただ眺め続けました。

このところ、微妙に心身が乱れ気味でした。どうにかしたいな、と思案していました。髪を切り、山に向かったのは、知らず知らず心が気分転換を求めていたからでしょう。

ミニサイズの街を見下ろし、秋枯れ色の草木と瞬間瞬間で変化する西の空を眺めているうちに、気分がよくなりました。うちに帰って、冷えたビールを飲んで秋刀魚を食べて、日付が切り替わらないうちに眠ったら、スッキリ目覚めて一週間を始められました。抜本的解決策は見いだしていないものの、小一時間の山歩きの即効性はあなどれません。

自分にとってのお助けスポットを幾つか作っておくのは大事です。人依存よりも場所依存のほうが良いということ、うっかり忘れていました。ヘアサロンと大文字山で思い出しました。めでたしめでたし。

でももっと遠くに旅したいなあ。電車に揺られてゆったりと日本の田舎をぶらぶらしたい。行けるかな。その前に色々と整理をしよう。

広告